西国第二十八番札所
真言宗 成相山成相寺
成相寺について
日本三景天橋立を望む景勝地にあり、西国巡礼第二十八番の札所。
身代わり観音のお話で知られる願い事がかなう(なりあう)お寺として有名。
本尊は聖観世音菩薩で美人観音としても知られ、お参りすれば身も心も美しくなれると伝えられています。
由来
大雪のため食料が絶え餓死寸前となった僧侶が「今日一日生きる食物をお恵み下さい」と本尊に祈ったところ、堂の外で傷ついた鹿が倒れているのに気付き、思い悩んだ末に命には代えられないと鹿の腿(もも)を食べて飢えをしのいだところ、鹿の肉だと思っていたものは本尊の観音様の腿だったという逸話から「願う事成り合う寺」成合(相)寺と名付けられたと伝えられています。



かつて雪舟が描いた成相寺五重塔の基壇で密教の秘法・阿字観を体験
阿字観は真言宗の開祖・弘法大使空海が日本に伝えたものといわれる日本最古の瞑想法です。
「姿勢」「呼吸」「心」を整えることで集中力が増したり、ストレスが軽減し気分が改善するといった効果が得られると言われています。
また、成相寺には、修行僧が生命の危機に陥ったとき、ご本尊の観音菩薩に祈り救われたという物語が伝わっております。
成相寺の阿字観は今日を生きることを観音様に感謝し、明日の為に「心トトノウ」場であると考えております。



成相寺に季節限定の星見台が出現!
星空案内人が誘う星空観賞体験
江戸時代、諸国を旅した貝原益軒が「その景は言語を絶す、日本三景の一つとするもむべなり(=納得だ)」と評した成相寺からの眺望。
その追体験ができる弁天山に季節限定で星見台を新設しました。
宵闇に溶ける天橋立と阿蘇海の上に美しい星空が広がります。
絶景と星空という2つの好条件を満たす数少ないポイントで、地元の星空案内人のガイドで素敵な星空ツアーにお連れします。
※雨天・曇天の場合は、成相寺本堂の夜間特別拝観と秘仏の限定公開をさせていただきます。



成相寺紅葉ライトアップ
1300年の歴史を持つ古刹「成相寺(なりあいじ)」での紅葉ライトアップイベント。「星見台」を新設し、弁天山の展望台から満点の星空と、星灯りに浮かび上がる天橋立を楽しんでいただけます。
境内を照らすライトアップは本堂や五重塔が紅葉とあいまって幻想的に彩り、昼間とは異なった夜間景観を創出してくれます。
成相寺境内マップ
アクセス
電車をご利用の場合
高速バスをご利用の場合
