重要文化財 旧三上家住宅
見どころ大解剖!
重要文化財
   旧三上家住宅
平成元年に京都府指定有形文化財に指定され、平成15年には主屋をはじめとする8棟が、国の重要文化財に指定されました。また、平成12年には庭園が京都府指定名勝となっています。
●開館時間:9〜17時
 (入館は16時30分まで)
●休館日:年末年始
●観覧料:一般 350円
    中学生以下 250円
●電話:0772-22-7529



三上家  旧三上家住宅は江戸時代に酒造業・廻船業・糸問屋等を営む、宮津城下有数の商家「元結屋(もっといや)三上家」の住宅でした。外観は美しい白壁の造りで、座敷等は非常に質の高い贅を尽くしたものとなっています。 旧三上家・見どころマップへ
見どころマップへ
三上家の歴史 見どころマップへ
 本家三上家・宇兵衛の次男・勘兵衛が安永5年(1776)に分家して、現在地に屋敷を構えたのに始まります。  天明3年(1783)2月に、付近一帯を焼亡させた「晒屋(さらしや)火事」により焼失しましたが、直ちに再建工事に着手し、早くも同年12月に主屋棟がほぼ完成したことが古文書等から判明しています。
 建物は防火の配慮から、外部に面する柱を塗り込める大壁造とし、窓・出入口のみならず煙出にまで土扉を設けています。 住宅全体をここまで土蔵同様の耐火構造とすることは珍しく、当主の火災に対する用心をうかがうことができます。またニワでは上部の小屋組があらわになっており、豪壮な梁や垂木を扇状に打つ扇垂木などを見ることができます。

庭座敷
 建物は防火の配慮から、外部に面する柱を塗り込める「大壁造」とし、窓・出入口のみならず煙出にまで土扉を設けています。 住宅全体をここまで土蔵同様の耐火構造とすることは珍しく、当主の火災に対する用心をうかがうことができます。またニワでは上部の小屋組があらわになっており、豪壮な梁や垂木を扇状に打つ「扇垂木」の技法などを見ることができます。

ニワ
 以後、家業の発展や家格の上昇にともない、増築や改造が行われ、文政3年(1820)には主屋の南側に新座敷棟が、天保8年(1837)には質の高い庭座敷棟が建て増されました。庭座敷の北側には式台を備えた玄関が作られていますが、これは表門とともに、天保9年に宮津藩視察に来た幕府巡見使を迎えるため、急遽増築されたものです。
 旧三上家住宅は、町屋遺構としては大規模な部類に属し、徹底した防火構造を採用していること、増築をたびたび行い家格に見合う屋敷構えとしたが、現在も往時の姿をよくとどめていること、各時期の普請の内容を知ることができる文書が多数残されていること、釜場や麹室など江戸期以来の家業である酒造のための施設がよく保存されていることなどの点で、非常に価値の高いものです。

 その他、隠れた見どころとしてさまざまな「釘隠し」があげられます。「釘隠し」とは、格式のある和風住宅等で使われている、長押(なげし)と吊り束を固定する釘の頭を隠す飾り金物のことですが、三上家においても長押を打つ座敷等、格式を重んじた部屋にはそれぞれ異なる模様の釘隠しが打たれており、大変興味深く見ることができます。
◆釘隠しの模様…新座敷(蘭)、入側・控えの間(葵)、玄関(花菱)、庭座敷・次間(桃)、次間脇の廊下(くぬぎ)、仏間(笹)、奥座敷(宝づくし)

※旧三上家住宅は、平成元年に京都府指定有形文化財に指定され、平成15年には主屋をはじめとする8棟が、国の重要文化財に指定されています。

三上家庭園
 庭園は敷地の南隅に位置し、天保8年(1837)に増築された庭座敷棟から、南方向への座視鑑賞を主とする配置に築かれています。
 池は縁先をめぐるかたちで細長く蛇行し、庭園の中核となる低めの築山上部には、起伏に富んだひときわ背の高い石が豪快に据えられ、その周囲には上部が平らで安定感のある多数の石を配置して、重畳とした石組の景観を形成しています。築山の裾は池のほぼ中央に突き出し、庭座敷側とは反りのある切石の橋で結ばれています。
奥座敷から眺める庭園
 家伝では、宮津藩御用庭師の江戸金の作庭と伝え、幕府巡見使や西園寺公望、有栖川宮熾仁親王をはじめ、当家を訪れたり宿泊した人々の目を楽しませたものと思われます。 石組の迫力が低下していく江戸時代中末期の民家庭園のなかで、一般的な傾向に反して、市中の限られた空間に池と築山を設け、特徴ある形の石を大胆に配置しており、座視鑑賞を強く意識した商家の庭園として価値の高いものです。
※庭園は京都府指定名勝です。(平成12年)


 30匹以上いる亀のうち大きな2匹は「みかちゃん」「かんちゃん」と名付けられ、来訪者に癒やしを振りまいています。
 河川や池、水田などに生息し、やや流れがある流水域を好みます。
 夏には甲羅干しのために池から岩に上ってきます。
 冬になると水中の穴や石の下、落ち葉の中などで冬眠をします。 雑食性でなんでも食べますが、スタッフが用意している餌をあげることもできます。ジャコを持っていくと、可愛い顔を見せてくれます。
6−8月に産卵し、8月中旬から10月に孵化しますので、そのころには小さな赤ちゃん亀が見られるかもしれません。オスよりもメスの方が大きくなります。


 アクセスマップ


重要文化財 旧三上家住宅
●開館時間:9〜17時(入館は16時30分まで) ●休館日:年末年始
●観覧料:一般 350円・中学生以下 250円 ●電話:0772-22-7529

お問い合わせ/(社)天橋立観光協会 0772-22-8030