『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』が日本遺産に認定されました。

京都府及び宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町の2市2町が国に申請していた『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』が日本遺産に認定されました。

丹後ちりめんのほか、認定された『ストーリー』の中で、宮津市では旧三上家住宅、民謡宮津節、宮津おどり、天橋立、智恵の餅、成相寺、元伊勢籠神社など16件が構成文化財として認定されました。

『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』

【ストーリー概要】

京都府北部の丹後を訪れると、どこからか聞こえてくるガチャガチャという機織りの音。
 丹後は古くから織物の里であり、江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」は、しなやかで染色性に優れ、友禅染などの着物の代表的な生地として、わが国の和装文化を支えてきました。
 この地は今も着物の生地の約6割を生産する国内最大の絹織物産地であり、織物の営みが育んだ、住居と機場が一体となった機屋や商家、三角屋根の織物工場の町並みと、民謡宮津節で歌い継がれた天橋立などの象徴的な風景を巡れば、約300年に渡る織物の歴史と文化を体験することができます。

認定されたストーリー『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』の詳細は下記をご覧ください。

『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』   ストーリー

『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』 構成文化財 一覧

『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』 構成文化財位置

『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』 構成文化財 写真

【日本遺産(Japan Heritage)の概要】
 地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定。ストーリーを語る上で欠かせない魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって、総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することで、地域の活性化を図ることを目的に、平成27年度に制度化されました。

日本遺産(Japan Heritage)については、以下のリンクをご覧ください。

京都府ホームページ(「日本遺産(Japan Heritage)」の認定について)

文化庁ホームページ(「日本遺産(Japan Heritage)」)について



投稿ナビゲーション