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復曲能「真名井原」

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2019年5月18日 @ 5:00 PM 2019年5月18日 @ 9:00 PM
元伊勢籠神社

丹後国の真名井原を舞台として、内宮外宮の造立を讃える元伊勢伝承を題材とした神能で、1583年に細川忠興の御前で上演された記録があり、この度、籠神社の御鎮座1300年式年大祭の斉行を記念して一部改作し、復曲上演されます。

 

5月18日(土) チケット販売は終了しました

 

 

 

 

 

 

真名井原のあらすじ

 勅命により神明の古跡である丹後国の真名井原を参詣した大臣一行の前に、老人と女人が手に白木綿を持って現れる。社殿に白木綿を供える二人に、大臣がこの社の謂われを尋ねると、雄略天皇の時代に神明が天降ったと真名で書かれた金札が降ったので「真名井原」と呼ばれること、また、むかし丹後は鬼が充満する恐ろしい国であったのを麻呂子親王が天照大神の助けをうけて退治し、その後に宮が造られ天下を守護していることを語り、我らは伊弉諾と伊弉冉の仮の姿であると名乗って社殿に姿を消す。
 やがて末社の神が真名井原の由来を語り舞ったあと、粉川の天女が飛来して舞を舞うと、神殿が鳴動して伊弉諾・伊弉冉の両神が現れ神楽を舞う。すると与謝の海から龍神が出現して大臣に宝珠を与え、神々は千秋万歳をうたってそれぞれ去っていく。
 丹後国の真名井原を舞台として、内宮外宮の造立を讃える元伊勢伝承を題材とした神能で、天正11年(1583年)に細川忠興の御前で梅若太夫により上演された記録があり、その折に新作されたと思われる。この度、籠神社の御鎮座1300年式年大祭の斉行を記念して一部改作し、復曲上演される。後場には、天女と伊弉諾・伊弉冉の神々が出現して舞を舞い、さらに与謝の海の龍神が登場して国家と人々を祝福するという、華やかな祝言の能に仕立てられている。

能「真名井原」 監修:国文学研究資料館名誉教授 小林 健二

イベント名 復曲能「真名井原」
開催場所住所 Google Map 京都府宮津市字大垣430

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